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シンポジウム「We – 工芸から覗く未来」の内容が全文公開

昨年9月に「KYOTO KOUGEI WEEK」の公式プログラムとして、シンポジウム「We – 工芸から覗く未来」が開催された。この度、共同主催者であった京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターのウェブサイトにて、シンポジウムの内容が全文公開されたので、是非読んでみて欲しい。

KYOTO KOUGEI WEEK実行委員会と、京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターでは、2019年9月1日に「We – 工芸から覗く未来」と題したシンポジウムを開催いたしました。

工芸を起点にこれからの世の中を考えよう、という大きなテーマのシンポジウムになんと150名もご来場くださいました。事前申し込みが必要だったにも関わらず多くの方々にお越し頂いたのは、やはり多くの方にとって「工芸のこれから」と「私たちの未来」が大きな関心事だったからだと思います。そして、そのふたつがどこかで繋がっていることも。

シンポジウムは4時間を超える長丁場となりました。登壇者は計10名。運営スタッフも入れると、会場には200名ほどの人がいました。会場になった京都国際マンガミュージアムはもともと小学校だった建物です。かつて講堂だったその場所で、200名が同じ議題を懸命に考え話し合いました。
当初は議論内容を編集して部分的に公開するつもりでした。

しかし、シンポジウムが終了する時間頃には、この議論のすべての発言を記録として残すべきだ
と考えるようになりました。

いろんな話題がありました。
結論には向かわず、行き交う言葉の雲のなかにひゅっと消えてしまった話もたくさんありました。
当日は皆が前のめりに、あるいはためらいながら自分の言葉を発していました。
全文公開をすることにしたのは、そんな会場の熱気もできるだけ伝えたいと考えたからです。
それゆえ、読みにくい箇所や文脈がわかりづらいところがあると思います。ご容赦ください。
この記録がこれからも多くの人にとって思索と行動のきっかけとなることを願います。

京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター長
米原有二

「 We-工芸から覗く未来」オープニング

「 We-工芸から覗く未来」第一部 「ファッション素材としてのフィッシュスキンと京都の染色技術」

「 We-工芸から覗く未来」第二部 「手仕事の、次の1000年のために」

「 We-工芸から覗く未来」ディスカッション 「未来へのバトン」

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「We – 工芸から覗く未来」
<京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター×KYOTO KOGEI WEEK 2019シンポジウム>
日 程:2019年9月1日(日) 13:00~17:00/ 受付12:00~
会 場:京都国際マンガミュージアム1階 多目的映像ホール(京都市中京区烏丸御池上ル)
主 催:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター
共 催:「KYOTO KOGEI WEEK」実行委員会
協 力:文化庁、京都府、京都市、京都商工会議所

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20.03.23 MON 16:49

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